『乾パン』とは、小麦粉・砂糖・食塩・ショートニング等にイースト菌を加えて発酵させ、
140℃〜150℃で焼き上げたパンです。
水分が少ないので、食感はとても硬く味気のないビスケットのようですが、
しっかり噛んで行けば、口の中に苦麦の香ばしい香りと甘みが広がって行きます。

『乾パン』の水分が少ないという特徴を活かして、
貯蔵食や非常食として軍隊や登山者が携帯している事が多くみられます。
『乾パン』は袋入りで市販されている物もあれば、缶入りにして保存性を高めた物もあります。
「缶入りのパンなので『缶パン』」と誤解されて場合があります。
また、「パンの缶詰」と混同されている場合もあります。

『乾パン』は、飢餓や災害にあった国に対しても、緊急救援物資として贈られる事も多い食品です。
調理の必要が無いという面で感謝される事もありますが、
口に合わないという不評を買う場合もあります。
日本で『乾パン』は、明治の大日本帝国陸軍がビスケットを改良して作った
「重焼麺麭」が起源とされています。

後に「乾麺麭」と呼ばれるようになり、昭和に入って更に改良が行われ、
現在の『乾パン』となりました。


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